ナイス丹沢の森プロジェクト
私たちは森の保全育成を通じてSDGsに貢献しています
木糸の布
ナイス株式会社はお客様にお配りするノベルティとして、「ナイス丹沢の森」の間伐材を利用した「木糸の布」でハンカチを作りました。
TOPICS
1月17日、グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにおいて「令和六年 新春経済講演会」を開催し、1,200名超の方にご来場いただきました。当日、ご来場いただいた皆様に「木糸のハンカチ」をプレゼントいたしました。
TOPICS
ナイス株式会社は11月30日・12月1日、パシフィコ横浜において「木と暮らしの博覧会」を開催いたしました。
当日アンケートの回答をされた方に、「木糸のハンカチ」もしくは「木のファイル」いずれか1点をプレゼントいたしました。
木糸とは
国産材(スギ・ヒノキ)を原材料の一部に使用した和紙糸のこと。
ほとんど輸入に依存している綿や絹やウールなどの天然資源と異なり、国内の木材から作ることができるサステナブルな素材です。
日本に古くからある抄繊糸(しょうせんし)※の技術を活用して開発された木糸技術は、木材をチップにして使用するため、建材等に使用ができない未利用材や、端材の使用も可能になります。
国内で自給でき産地特定できる地産地消的素材、国産材活用によるCO2 の固定化及び、間伐促進による森の健全化を促し、綿の使用量を減らすことによる農薬などの環境負荷の削減、綿などの天然素材の代替素材としても注目される素材です。
※:和紙を使った紙
素材の特徴
通常の布と同等の強度・機能が見込めます。マイクロプラスチックの流出も心配ありません。
洗濯も可能であり、今まで木材利用では実現できない分野での活用が見込めます。
木糸を使った布ができるまで
①間伐材を収集
間伐材を収集します。
建材等に利用できない未利用材や、端材を活用します。
②原料チップを作成
集めた木材を、細かく粉砕し、小片にします。
この原料チップが和紙の原料となります。
③地球釜による繊維烝解
地球釜といわれる巨大な釜を使い、繊維を蒸解します。
木片から和紙の原料となるセルロースを抽出し、 パルプを作ります。
④抄紙(しょうし)加工
麻の繊維を混ぜて、抄紙機にてパルプを均一に伸ばし、間伐材和紙の原紙を作ります。
⑤撚糸(ねんし)
スリット加工という和紙を細かく裁断し、 スパイラル状に巻取り撚糸します。